競馬ニュース6月2日配信 スポーツ報知
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◆第75回日本ダービー・G1(1日、東京競馬場、芝2400メートル、良) 1番人気のディープスカイが、4コーナー15番手から大外を豪快に伸びて優勝。NHKマイルCと“変則2冠”を達成した。手綱を執った四位は、昨年のウオッカに続くV。史上2人目のダービー連覇を果たした。2着は、1馬身半差でスマイルジャック。武豊騎乗のブラックシェルは、1コーナーで不利を受け3着止まりだった。
爆発力が違った。残り200メートル地点で、前に8頭。苦しい状況から、ディープスカイが怒とうの進出を開始した。坂を上り切り、先行馬は流れ込みを図っている。間に合うのか−。だが、終わってみれば全くの取り越し苦労だった。大外をただ1頭、矢のように突き抜け1馬身半差でゴール。ダービー連覇を果たし、四位は高々と右手を突き上げた。
冷静だった。最内1番枠からのスタート。1コーナーの入り方がポイントだったが、3番枠のブラックシェルを指標に、位置取りを定めた。「出方を見ながら行こうと思っていたが、(向こうが)出して行ったので、慌てないでその後ろを行った。あとは3コーナーから考えようと…」
折り合いに専念してスタミナを温存すると、4コーナーでは外へ。「内が詰まりそうな感じがあった。手応えには余裕があったからね」のびのび走れる大外から、上がり3ハロン34秒2。究極の末脚を引き出した。
堂々たる手綱さばきの裏に、不安もあった。マイルを勝った直後の2400メートル。過去、最も距離が長かった2000メートル戦では9着に敗れている。「はっきり言って、距離は半信半疑だった。期待通りの脚を使ってくれたけど、ダービーの雰囲気は特別。何かに差されるのではと、ハラハラドキドキだった」と胸をなで下ろした。
昨年のウオッカに続き、史上2人目のダービー連覇を達成した四位。しかし、この馬でNHKマイルCを勝つまでは騎乗馬さえいなかった。レース直後、昆調教師に「(ダービーを使おうと)目で合図を送った」。“進言”が功を奏し、1番人気に応えての勝利。「責任を果たせて良かった」牝馬、3番人気と挑戦者の立場だった昨年とは違う喜びに浸った。
これで、コンビを組んで3戦3勝、G1・2勝。04年のキングカメハメハ以来、史上2頭目の“変則2冠”を達成した。「とにかく無事に、あとは乗り替わりにならないようにしないと」四位は手を離れた昨年のウオッカを引き合いに出して、期待を膨らませる。
主役不在だった3歳牡馬戦線に現れた確固たるエース。その未来は、初夏の青空のように、明るく輝いている。
[優勝馬メモ] ◆性齢 牡3歳の栗毛。 ◆血統 父アグネスタキオン、母アビ。父の産駒は、キャプテントゥーレが皐月賞を勝っており、2冠制覇を達成。 ◆戦績・11戦4勝 主な勝ち鞍は、08年NHKマイルC・GI、毎日杯・G3。 ◆総収得賞金 優勝賞金1億5000万円を加え、3億5140万1000円。 ◆変則2冠 NHKマイル&ダービー制覇は、04年キングカメハメハ以来2頭目。 ◆歩みは遅かったが… 初勝利はデビュー6戦目。過去のダービー馬で、初Vまでに5戦以上要したのは、1950年のクモノハナ(8戦目)だけだった。 ◆強い1番人気 84年のグレード制導入後、1番人気の勝利は15頭目。勝率6割は、全GIの中で最高。 ◆最内からV 1枠1番の勝利は、68年タニノハローモア以来、40年ぶり3頭目。 ◆関西馬強し 98年にスペシャルウィークが勝ってから11連勝。 ◆四位洋文騎手(35) 武豊(98年スペシャルウィーク、99年アドマイヤベガ)に続く、史上2人目の連覇。GI12勝目。 ◆昆貢調教師(49) 開業9年目でGI2勝目。 ◆生産者 北海道浦河町の笠松牧場。 ◆馬主 深見敏男氏。
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ディープスカイ変則2冠!四位、史上2人目の連覇…日本ダービー
posted by 競馬年金 at 05:07
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